たなっちのメモ

ロボットとWebサービスを触ってたハッカソン好きの地方工業大学生。最近は機械学習とコンパイラ、OS開発をこっそり勉強中。時間と余裕とモチベがあったら書く予定(?)。

SPAJAM に参加してコテンパンにされた話(後編)

SPAJAMの本戦からちょうど4ヶ月が経過しました.
予選での大敗の記憶が薄れつつある今日この頃,
いかがお過ごしでしょうか?
私は元気です.(大嘘)

前編中編をお先にどうぞ.

投稿が遅れた言い訳

遅れた理由は

  1. 研究が忙しかったから
  2. 次第に記憶が薄れつつあり書くのが困難だったから
  3. そもそも思い出したくもなかったから

です.
しかし,周りが書け書けとうるさいから
ここはひとつ教訓として書き留めておこうと思いました.

ということで,予選の反省文の続きです.

絶望の夜明け

バックグラウンド処理と通知のプラグインが動かないまま,
窓から陽の光が差し込み,鳥のさえずりが聞こえてきました.

幸い,プラグイン以外のシステム的な部分はほぼ完成して
残るは UIと動作確認とバグフィックス

しかし我々が備えているUI関連の技術は,
HTML と CSS と「素の Javascript 」のみ.
(実際CSSもよくわかっていない.)
手作りの温もりあふれる UI ができそうです.(皮肉)

いつの間にか S がスッと消えててベッドで寝てました.
3時間ほど.

思い描いていたプロダクトが完成されないという絶望感の中でも,
UI がキレイになって,思い通りの動作を実現するにつれ
「え,これいけるんちゃうん?」「発表がキマれば優勝も狙える??
という希望と期待感が芽生えてきました.

ラストスパート

ゲストハウスを出て,地下鉄で会場まで移動.
電車待ちの間,
後輩の1人が立ったまま寝ようとしてました.

会場についてからは
さらに UI の調整と動作確認.
ここまで耐えてきたもう片方の後輩も度々意識を飛ばしてました.

私としては,
このころには朦朧とする意識の中,
この後予定しているモツ鍋のことしか
考えていませんでした.

発表

私たちのプロダクトがこちら.

内容は,

  • 家でお留守番をしているペットは,実はかなり強いストレスを感じている(っていう話を聞いたことがある)
  • そのストレスを少しでも緩和するべく作ったのが,この携帯アプリ
  • その名も『俺の愛犬がこんなに病んでいるわけがない』
  • 略して『いぬやみ』
  • (某ラノベをちょっと意識したのは言うまでもなく)
  • 飼い主の外出時間をバックグラウンドで計測し,長い時間外出していると携帯に通知が来る
  • と,言いたいところだが,通知は来ずにアプリ内にメッセージっぽいのが増えていく
  • そしてそのメッセージがメ●ヘラっぽい感じでウケを狙いにいっている

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なんでしょうね.
みんな自分を見失っていたのでしょうかね.

発表直前まで結構自信満々だったのに,
登壇して自分たちの発表を間近で見ながら
ん?俺らが作ってたのこんなクソクソみたいなやつやったんけ…?
と,この2日間の自分たちを疑っていしまいました.

デモでは思ったような動作を見せることができず,
使用感もあまり伝わらなかったと思います.

勘違いだったらアレだけど
リ●カのネタとかだったら他のハッカソンではぎりぎりウケてたような気がしましたが
今回プロダクトのクオリティも相まって
完全に凍りついてました.

ペットボトルが意外と多かったのが印象的でした.
グランプリ取ったチームは
プロダクトを実装する上でのエビデンスがしっかりしていて,
そういうところが評価されていました.
なるほど.

結果

惨敗でした.

当然ながら賞をもらえることもなく,
順位が振り分けられていたら
間違いなく最下位でした.

あまりの恥ずかしさにいたたまれない気持ちでいっぱいで
懇親会には参加することなく
そそくさと帰ってしまいました.
(大変失礼いたしました.)
しかし,もつなべはしっかり食べて帰りました.

ただ間違いなく周りのレベルは
疑問を抱くレベルで高かったです.
書類審査あるくらいだから当然かあ…

本編

何だかんだあらすじばっかりで
反省文になってなかったので書きます.

慣れてないことで勝負するべからず 

特に 2 days のハッカソンでは
モジュール含め8割以上は使ったことのあるもので勝負するべきでしたね.
Getting Started や Tutorial 見ながらやってるようじゃダメよ,やっぱり.

デモでの見せ方

今回動画で動作を見せていなくって,
それもあって発表中に思い通りのデモができませんでした.
そういう不安定な部分やヒューマンエラーを防止するためにも
デモ動画は事前に作っておくべきでしたね.
今となっては当たり前ですが.

バージョン管理

バージョン管理ちゃんとしましょうね.
今回 Git が使えなかったのがデカかったけど.
変な名前のプロジェクト作っちゃだめよ.
腹筋ごと開発フローが崩壊するから.

反省文書くのに4ヶ月かかったけどネ.

またUnityでもReactでも勉強して
いつかリベンジすると思います,後輩たちが.(ぶん投げ)

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